鍼灸は心と身体の調和を取り戻すのに役立ちます
鍼 はり
鍼治療は、循環、神経系、体内で生成される物質に作用することで、エネルギーバランスを回復し、身体の機能を調整します。人体を走る14の経絡に沿ってある経穴(つぼ)を極細のはりで刺激します。
通常はステンレス製のものを使用、安全衛生第一で使い捨てはり使用。刺さない鍼(打鍼、てい鍼)もあります。鍼刺激は癒しと眠さを与えます。反応は直後の方から翌日に現れる方もおります。
灸 きゅう
艾(もぐさ)を燃やし熱刺激をツボに加えます。
灸は気を回復させ、経絡を温め、血行を良くし、滞りや寒邪、湿邪を取り除き、解毒、健康増進などの効果があります。
お灸には、半米粒よりも小さく撚ったもぐさで熱刺激を加える(透熱灸)や塩や生姜を使う灸や、棒状にしたネパール棒灸、ローラー灸、陶器灸等様々あり症状に合わせたお灸を施します。もぐさの香りは心を落ち着かせアロマ的な役割もあります。
カッピング
真空状態を作り局所的な充血を引き起こして循環を活性化し代謝を刺激し、神経系を調整し防御力を高め改善します。内科的疾患と神経系や運動器系に適用されます。筋弛緩作用、鎮痛作用があります。
鍼療の前に軽く施しますが、その他アロマオイルでスライドさせながら行うカッピングもあり
刺絡(鬱血に対して)使用することもあります
TENS
*疼痛軽減を目的とした電気刺激療法TENS(Transcutaneous Electrical Nerve Stimulation)はヨーロッパ発祥といわれており1965年に治療方法として確立したといわれています。リラックス効果もあり血行促進、筋肉痛や疲労感の緩和もされます。
低周波療治療は美容鍼灸や頭皮鍼や、そのほか不眠障害やメンタル鍼灸にも使用いたします。
注 意 事 項
ペースメーカー、人工内耳のある方は電気刺激療法はお控えいただいております。
著しく体力や心身とも低下されている時は効果が得難いこともございます。
鍼灸の施術後に眠気や怠さが出ることがあります。施術前後の飲酒や入浴はお控えください。
感染症に罹患されている時は、必ず事前に連絡の上来院は控えてくださいますようお願い致します