鍼灸は心と身体の調和を取り戻すのに役立ちます。
鍼 Acupuntura
鍼治療は、循環、神経系、体内で生成される物質に作用することで、エネルギーバランスを回復し、身体の機能を調整します。人体を走る14の経絡に沿ってある経穴(つぼ)を極細のはりで刺激します。
その他にも刺さない鍼もあります。通常はステンレス製のものを使用、安全衛生第一で使い捨てはり使用。刺さないはりである打鍼やてい鍼の施術も致します。鍼刺激は癒しを与え、施術後に眼むさやだるさを与えますが、ゆっくり休んでいただうことをお勧めします
灸 Moxibustión
艾(もぐさ)を燃やし熱刺激をツボに加えます。
2010年鍼と灸はともにユネスコの人類無形文化遺産に登録されています。灸は気を回復させ、経絡を温め、血行を良くし、滞りや寒邪、湿邪を取り除き、解毒、健康増進などの効果があります。
お灸には、半米粒よりも小さく撚ったもぐさで熱刺激を加える(透熱灸)や塩や生姜を使う灸や、棒状にしたネパール棒灸、ローラー灸、陶器灸等様々あり症状に合わせたお灸を施します。もぐさの香りは心を落ち着きを与えアロマ的な役割もあります。
手技療法
経絡の流れに沿って調整する手技です。腰痛や肩こり、筋肉痛や外傷だけでなく、胃腸の不調や、頭痛なや美容的にも使います。鍼やお灸を受けられない状態の時や、定期的な養生としても取り入れて風邪などかからないよう、日々の疲労をこまめに取り除くにも良いと思われます。
当院では、推拿を基本にしたオリジナル的な手技となっております。
Cupping( Ventosaterapia)
真空状態を作り局所的な充血を引き起こして循環を活性化し代謝を刺激し、神経系を調整し防御力を高め改善します。内科的疾患と神経系や運動器系に適用されます。筋弛緩作用、鎮痛作用があります。
鍼施術前に使用します。
その他オイルを利用したスライドカッピング、
刺絡(鬱血に対して)使用することもあります
注意事項
著しい体調不良の時には施術を控えさせていただくこともございます。
症状によりましては医療機関の受診を勧めることもございます。
ペースメーカーの方へのはり治療や電気療法は望まれても致しかねますのでご了承ください。
がん治療の副作用に鍼灸効果は認められてはいますが担当医にご相談ください。
そのほか、施術前に少しでもご心配なことがございましたら遠慮なくご相談ください